ナオミとカナコのネタバレ結末!追い詰められた二人のラストは?
ナオミとカナコの原作のネタバレありの結末についてです。
ナオミの章では、計画がうまくいったように思ったんですが、後半のカナコの章では、二人が次第に追い詰められて行く展開に。
直美と加奈子はどんな結末を迎えてしまうんでしょうか?
目次
ナオミとカナコ結末ネタバレあり!
ここからは原作ではカナコ章の内容です。
結末までネタバレを含んでいるので、ご注意を!
達郎の失踪が発覚!
金曜日の夜から計画を実行し、土曜日の夕方に林竜輝を出国させて完了。
本来なら達郎が出勤している月曜日の朝、午前9時半になって、達郎が出勤していないと銀行から電話がかかってきました。
もちろん、加奈子はいなくなったことを心配しているふりをしていました。
その後は、銀行の関係者がやってきたり、達郎の父や母がやってきたりと、うまく対応していました。
達郎が横領をしていたことと上海に行ってしまったことも銀行に分かり、達郎が失踪したことが事実になりました。
銀行としてはいろいろと調査をしましたが、これ以上は対処ができない、達郎は3ヶ月は休職扱いとなり、その間に帰ってこなかったら、懲戒解雇にする判断でした。
銀行は横領事件にはしたくないので、銀行内でおさめようとしました。
加奈子は達郎が失踪したことを警察にも届けましたが、事件性がないので、そっけない対応で大げさなことにならずに済みました。
あとは、騒いでいる達郎の家族が落ち着くのを待つだけになっていました。
諦めない達郎の家族
ある日、達郎の家族から今後の対策を練るからと加奈子が呼び出されました。
加奈子は今になっても達郎から連絡がないし、状況が変わっていないことを伝えました。
達郎の実家には、義妹の陽子がいました。
陽子は、達郎が1千万円を横領して海外に逃げたことには疑問を抱いていました。
いろいろと理屈に合わないことがあって陽子は探偵でもやってみると提案してきました。
陽子は本当に興信所を雇って調査を行うことになります。
同僚の山本の動き
達郎の同僚だった山本も失踪について疑問を持っていました。
銀行員が1千万円を横領するなんてことはありえない。
お金を降ろすとき銀行の防犯カメラに映っていた達郎の様子がおかしいなど、調べられたら加奈子が困ることばかり。
次第に、防犯カメラに二人の女性が映っていたことも突き止めてしまいます。
興信所の調査は進む
陽子が雇った興信所は、加奈子のマンションの防犯カメラを調査していました。
防犯カメラを見られたら、加奈子の嘘もバレるし、達郎を大きなバッグに入れて運んでいるところも発覚してしまう恐れがありました。
マンションの管理人はプライバシーに関わることだし、住民の許可も得られないから事件でもないのに見せることはできないという対応をとっていました。
加奈子も防犯カメラをみらないようにしていました。
しかし、陽子は興信所の捜査員をうまく使って、防犯カメラをみて、加奈子の嘘に気づきました。
加奈子は土曜日に休日出勤して、それからいなくなったことにしていましたが、防犯カメラには達郎が出勤するところが映っていません。
陽子は、加奈子の部屋に盗聴器をつけたりして、加奈子が達郎を殺してしまったことに気づいてしまいます。
林竜輝が再来日していた!
加奈子は直美の紹介で、李朱美のところで働くことなりました。
その職場の近くで、林竜輝を目撃してしまいます。
林が陽子に見つかってしまえば、あきらかな証拠になります。
結局、林は興信所に突き止められてしまうことになります。
ついに警察も動きだした!
ついに警察も動き出し、加奈子は任意で警察の取り調べを受けることに。
刑事は加奈子に達郎を殺害したことを自白させようとしました。
加奈子は、やっていないと主張し続けましたが、刑事の追求に折れそうになりました。
そのとき、弁護士がやってきて、加奈子は取り調べから逃れることできました。
弁護士は、李朱美の知り合いで、直美が雇っていました。
加奈子はこのとき自白を迫られてしまい危ないところでした。
追い詰められる直美と加奈子
直美と加奈子は、ついに上海に逃げることにしました。
自ら自白するか、達郎の死体が見つからなければ事件にはならない。
警察はあらゆる手を尽くして、直美と加奈子に迫ってくるだろうと判断したからです。
弁護士のおかげで警察の追求から一旦は逃れることができた直美と加奈子。
朝一番の上海行きの飛行機に乗ることにしました。
夜中に逃げようとしたところに、陽子と興信所の探偵がいて、逃亡を阻止しようと追いかけてきました。
しつこく、追いかけて来ましたが、直美と加奈子は無事に空港に着いて出国カウンターへ。
出国カウンターを無事に通過できるか心配していた二人でした。
そして、直美と加奈子は何事もなく、出国カウンターを通過しました。
結末についてまとめ
結末は、直美と加奈子は、陽子に真相が分かってしまったけど、逃げることができたということです。
実際に、本を読めば読むほど、直美と加奈子が追い込まれていくところにハマっていきました。
最後に描かれていたのは、出国カウンターを通過したところまでだったんですが、二人はこのまま上海に行ってしまったんでしょうね。
最後の最後までハラハラする展開でとてもおもしろい本でした。
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